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高野惣右ヱ門様の半纏
佐渡國 髙野惣右ヱ門康広です。
このたびはありがとうございました。
漁家七代目 髙野惣右ヱ門襲名記念として
背に船印の入った印袢纏の作成をお願いした次第です。
昔、とある老舗の漁家の船主が正月に纏っていた、
背に船印の入った黒い袢纏に粋を感じ、憧れていたものでしたが、
襲名のこの機会に実現することができました。
これからは、この袢纏が私の普段着となることと思います。
新潟県 高野惣右ヱ門 高野 様(2016.1.29)
【高野惣右ヱ門様の半纏の仕様について】
こちらの半纏は、高級半纏生地である丸紡24貫を本染で黒に染めてお仕立てしております。
肩裏には白晒、袖口には茶色の無地生地をお付けしています。
背には高野様の船印をお入れいたしました。
【スタッフコメント】
この度はたくさんの素敵なお写真をお送りいただき、ありがとうございました。
漁家七代目 高野惣右ヱ門の御襲名、誠におめでとうございます。
記念すべきときに関われましたことを、社員一同大変光栄に思います。
船印を背負った立ち姿がとても凛々しく、海風に半纏を翻すお姿を思うと、誇らしさが胸にこみ上げてまいります。
高野様の益々のご活躍を心よりお祈りいたします。
今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。
知っておきたい「半纏」の豆知識!
江戸時代から広く一般に普及し始めた「半纏」、歴史の中で表記や呼び名、染色方法など、半纏を取り巻く文化は少しずつ移り変わりを見せています。祭り衣装や仕事着として日本で広く愛用されている「半纏」の豆知識をお届けします。