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神奈川県の滝沢様の半纏
このたびは半纏の制作をして頂きまして、ありがとうございました。
素晴らしい仕上がりで、大変満足しております。
どこで着ても恥ずかしくない半纏に仕上げていただき、本当に感謝しております。
当方音響の仕事をしております関係で『音』の紋をお願いしました。
以前よりお手伝いしております『石野竜三語り芝居』という舞台にてこの半纏を着させて頂きました。
演目が『芝浜』と言うこともあり、噺の内容に合った出で立ちとなり、おいでくださったお客様にも好評でした。
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/019ebpz6xwfz.html#detail
http://ryuz.moo.jp/
『石野竜三語り芝居』公演では、昨年北海道の芽室町に伺ったのですが、今年はそちらの方での予定がないのが残念です。
またいつか北海道での公演を実現させて、水野染工場の皆様にも芝居と併せて半纏姿を披露できたらと思います。
少々ですが、写真を添付いたします。
赤い背景が、お世話になっている録音スタジオでの撮影です。
草鞋姿の方は、『石野竜三語り芝居 芝浜』の会場、鮨処八千代 信濃町煉瓦館店 での一枚です。
こちらの方はずいぶんと寒さも緩み過ごしやすくなってまいりましたが、北海道はまだまだ厳しい寒さではなかろうかと存じます。
お体には十分お気を付け頂き、素晴らしい染め物を作り続けてくださいませ。
今回は本当にありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
神奈川県 滝沢 様より(2018.2.19)
【こちらの半纏の仕様について】
こちらの半纏は、高級半纏生地の丸紡24貫(小巾の綿生地)を本染めで濃紺に染色して製作しています。
肩裏に浅葱生地、袖口裏に茶ソロバン柄生地を付けて仕立てています。
知っておきたい「半纏」の豆知識!
江戸時代から広く一般に普及し始めた「半纏」、歴史の中で表記や呼び名、染色方法など、半纏を取り巻く文化は少しずつ移り変わりを見せています。祭り衣装や仕事着として日本で広く愛用されている「半纏」の豆知識をお届けします。