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半纏・法被の製造工程

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引染の製造工程

引染
引染(ひきぞめ)とは・・・
大小様々な刷毛で、職人が一点一点丁寧に染め上げていきます。
引染で半纏を製作する場合、工程は大きく分けて、型・色作り糊置き染め洗濯仕立てとなります。

作業工程1.「型づくり・色づくり」-かたづくり-

型

お客様に、ご注文内容の構成・デザインを確認していただいた後、下絵を作成していきます
下絵に基づき、型と色を作っていきます。
数種類の染料を混ぜ、3000色以上の色合わせが可能です。
色数と同じ数の型を用意します

矢印

作業工程2.「糊置き」-のりおき-

糊

文字や柄の輪郭を作る工程となります。
ツカと呼ばれる絞り袋を使用する「筒置き」で糊を置いていきます。
糊の主な成分は、もち米です。

矢印

作業工程3.「染め」-そめ-

染め

大小様々な刷毛で職人が一点一点丁寧に染め上げていきます。
刷毛は、色の系統ごとに使い分けます。
染色後に乾かします。

矢印

作業工程4.「洗濯」-せんたく-

洗濯

色を固着させるための固着剤を塗ります。(蒸して色を固着させる場合もあります。)
その後、糊(のり)や余計な染料を洗い落とすため、洗濯をします。
洗濯後、再度乾かします。

矢印

作業工程5.「仕立て」-したて-

仕立て1

お客様のご要望に合わせて半纏を仕立てます。
>>半纏の仕立て方についてはこちらをご参照下さい。
仕立てた後、丁寧にアイロンをかけ、梱包してお客様に発送致します。

知っておきたい「半纏」の豆知識!

江戸時代から広く一般に普及し始めた「半纏」、歴史の中で表記や呼び名、染色方法など、半纏を取り巻く文化は少しずつ移り変わりを見せています。祭り衣装や仕事着として日本で広く愛用されている「半纏」の豆知識をお届けします。

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