粋な祭り用品・小物
股引(またひき・ももひき)の履き方
股引は本来職人達の仕事着でしたが、現在はお祭りの衣装として「粋」を演出する定番アイテムです。
しかし、初めて股引きを履く人にとっては「どうやって履いていいものかわからない」・・・そんなお声をよく耳にします。そんな声にお応えして、手早く・すっきりと身につけるポイントをご紹介いたします!

股引着用のポイントは紐にあり!
股引のポイントは紐。左右で長短があり、長いほうの紐を右手に持ち、通す順番にも気を付けます。
前と後ろが間違い易いのでしっかりと確認して下さい。
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長い方の紐を右手に持ち、短い方の紐を左手に持つ。
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片足ずつ足を入れる。
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長い方の紐を手に持ち、後ろから前の穴に通し、右脇に出す。
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尻じまいを整え、短い紐を右脇に出す。この時、後ろがダボつかないようにする。
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両方の紐を回して両手で引っ張り、右脇でぎゅっと結ぶ。
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紐を蝶々結びにして、形を整え完成です。
知っておきたい「半纏」の豆知識!

江戸時代から広く一般に普及し始めた「半纏」、歴史の中で表記や呼び名、染色方法など、半纏を取り巻く文化は少しずつ移り変わりを見せています。祭り衣装や仕事着として日本で広く愛用されている「半纏」の豆知識をお届けします。
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