粋な祭り用品・小物
手ぬぐいの巻き方・かぶり方
粋な着け方で人と差をつける事ができるアイテムといえば「手ぬぐい」です。鉢巻として結んだり、広げてかぶったり、アレンジは色々。その時の気分次第で色々な巻き方、かぶり方ができればお祭りも更に楽しくなります!

手ぬぐいの巻き方

【くわがた】
簡単で、しかもきちんとして見える定番の巻き方です。女性は“つの”をたてないのが一般的です。
最初から頭に当てて締めるのが難しい場合は、一度手元に持ってきて締めるとやりやすいです。
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センターを額に合わせ、頭に回してみて、長さを決める。
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頭の後ろで交差させ、①②の順に内側に折り込む。
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折った部分を整える。
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男性の場合は折り込んだ両端をツノの様に立て、前に少し下げた方がかっこよく見える。
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女性の場合はしっかりと折り込んで両サイドをピン等で固定する。
【喧嘩結び】
火急の時の結び方。素早くできて、しかも強そうに見えるのが特徴です。
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後ろから手ぬぐいを回して中心を合わせ、長さを調整する。
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前で結ぶ。
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結び目を持ったまま、頭から外し、膝に当てる。
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結び目を押さえながら左の端を前へ倒す。
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倒した左の端を折って抑える。
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右手で持った端を掛け回して、結び目に通す。
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きっちり締めて、形を整える。
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頭にのせ、高さとバランスを調整し、完成。
手ぬぐいのかぶり方
【喧嘩かぶり】
威勢のよさを感じさせるかぶり方。しっかり頭を包むことができます。
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手ぬぐいを広げてかぶり、額の位置を合わせる。
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両端を持ち、前に向かってねじっていく。
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両端を後ろに回し、高めの位置できつめに交差させる。
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交差させた部分をそれぞれ挟み込む。
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端を隠すように巻き込む。
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バランスを調整して、完成。
【道中かぶり】
頭に巻きつける形です。手ぬぐいの柄をよく活かすことができます。
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手ぬぐいを、頭に筒状に巻きつける。ピンどめをする。
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筒の部分を図のように折り、前に倒し、額の部分に折り込む。
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バランスを調整して、完成。
※前の部分が菱形に見えるように整える事。
知っておきたい「半纏」の豆知識!

江戸時代から広く一般に普及し始めた「半纏」、歴史の中で表記や呼び名、染色方法など、半纏を取り巻く文化は少しずつ移り変わりを見せています。祭り衣装や仕事着として日本で広く愛用されている「半纏」の豆知識をお届けします。
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