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秋田県の佐藤様から半纏のお写真が届きました
先日半纏を注文いたしました佐藤です。
とても良い半纏に仕上げていただき、誠にありがとございました。
地元の角館は、江戸時代からの武家屋敷が残り、桜の季節には100万人前後の観光客の皆さんが訪れます。
町に数在る江戸初期からの武家や商家に比べると我が家は新しい方で、今は商売もしていない一般家庭ですが、江戸時代からの屋号を大切に引き継いでいきたいと思い、様々な「ハレの日」に着る半纏を御社に作って頂きました。
生地や色のバリエーション、小ロットからの受注、そして、詳細に指定できるお見積りフォームなどがとてもありがたかったです。
写真に写っているのは、辿れるところから数えて九代目にあたる長男です。
今後、さらに百年、二百年とこの半纏が大切に着継がれることを願っています。
この度は誠にありがとうございました。
秋田県 佐藤 様より(2013.6.22)
【佐藤様の半纏の仕様について】
こちらの半纏は、丸紡24貫という小巾の綿生地を本染めで染色し、制作しております。
丸紡24貫は、高級半纏生地です。
【スタッフのコメント】
大紋に屋号、腰に角文字の腰柄が入った半纏を小巾の生地で制作させて頂けることは、印染業冥利につきます。お客様のこだわりをしっかりとカタチにできるよう制作させて頂きました。
沢山のお褒めの言葉、本当にありがとうございます。
知っておきたい「半纏」の豆知識!
江戸時代から広く一般に普及し始めた「半纏」、歴史の中で表記や呼び名、染色方法など、半纏を取り巻く文化は少しずつ移り変わりを見せています。祭り衣装や仕事着として日本で広く愛用されている「半纏」の豆知識をお届けします。