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京都府の丁の字カフェ様の印半纏
水野染工場さんには、お手数かけましたが満足のいく袢纏となり感謝いたします。
京都鴨川から分流し高瀬川となる付近に、木屋町通と二条通がT字路に交差する二条木屋町。
そこに佇む京町屋を和風モダンに仕立てた喫茶店で、T字路に肖りその名を「丁の字カフェ」、
お店の印は松の木で表した“丁”の字です。
このカフェのご亭主がお店で羽織る印半纏が欲しいとのことで、以前にもお付き合いのあった水野染工場さんにお願いしました。
生地は店内で着捌きがよい薄手で柔らかな綿サテン、染色は品の良い鮮やかな紫紺としました。
背にはお店の印を染め抜き、鴨川に遊ぶ千鳥をイメージした裾柄もあしらっていただきました。
その出来栄えに、お店のご亭主もご満悦のご様子です。
今回、生地から柄まで、何かと親切に相談にのっていただき、改めて感謝いたします。
東京都 田中 様より(2016.10.12)
【丁の字カフェ様の印半纏の仕様について】
こちらの印半纏は、光沢があり、肌触りも良い綿サテンを本染めで紫紺に染色しています。
背中の大紋、腰柄、衿文字をお入れして、製作しています。
知っておきたい「半纏」の豆知識!
江戸時代から広く一般に普及し始めた「半纏」、歴史の中で表記や呼び名、染色方法など、半纏を取り巻く文化は少しずつ移り変わりを見せています。祭り衣装や仕事着として日本で広く愛用されている「半纏」の豆知識をお届けします。