- 水野染工場「日比谷オクロジ店」
- 〒100-0011 東京都千代田区内幸町一丁目7-1 JR高架下
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Column
飲食店や酒屋など、店先でよく目にする「店頭幕」。この店頭幕は、日除けや目隠しとしてはもちろん、お店のロゴや店名を入れて設置することで看板代わりとして集客やブランディングに一役買うアイテムです。
しかし、その効果を狙って店頭幕を注文しようと思っても、どうやってサイズを決めればいいか分からないという声も少なくありません。そこで今回は、店頭幕のサイズを決める際の基準や注意点について、項目別に解説していきます。これから店頭幕・日除けのれんを作成しようとお考えの方の参考になる内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
何を基準に店頭幕のサイズを決めればいい?
「店頭幕」は「日除け幕」や「日除け暖簾」とも呼ばれ、店先に吊るしてある大きな幕のことを指します。一般的に、お店のロゴや店名などを入れてデザインされていることが多いのですが、設置する環境によってサイズはさまざまです。
では、この店頭幕のサイズを決める際、何を基準にして決めればよいのでしょうか?
そこで、店頭幕の制作する際にどんな点に考慮してデザインを作成しているのか、創業明治40年の水野染工場のノウハウをもとにして、店頭幕サイズの決め方のコツをご紹介します。
店頭幕のサイズの決め方①:用途・目的
店頭幕のサイズを決める際に、はじめに明確化させておきたいのが用途と目的です。
というのも、店頭幕を日除けとして活用するのか、看板にしたいのか、目隠しとして使いたいのか…など、その用途や目的によって幕のデザインやサイズも違ってくるからです。
例えば看板として使いたい場合は、遠くから見ても目立つようにデザイン的に文字を大きくするため、幕のサイズも大きくなる傾向があります。逆に、単にお店の装飾として使いたい場合は、大きさよりも店構えに合わせた幅で調整することが多いようです。また、日除けや目隠しとして使うなら、どの程度隠れればいいのかによってサイズも異なります。
このように、店頭幕の用途によっておすすめのサイズが変わるため、まずは何を目的として店頭幕を注文するのかを明確にしておきましょう。
店頭幕のサイズの決め方②:設置場所・設置イメージ
店頭幕は、設置場所や周囲の環境を考慮してサイズを決めることも大切です。店頭幕は少し斜めに傾斜を付けて設置するほか、軒下から垂直に吊るして設置することもあります。ですので、まずは店頭幕をどう設置したいかイメージしておきましょう。
また、店頭幕を掛けることで店内が暗くなりすぎないように、サイズとあわせて生地の色味についても配慮しておきましょう。日除けとして使いたいからと言って、暗い色味の生地で店頭の広い範囲を覆ってしまうと必要以上に光をさえぎってしまい、逆に店内が暗いイメージになってしまうこともあります。
ですので、店頭幕のサイズを決める際には、設置場所や環境と併せて生地の色味などをバランスよく調整しましょう。
店頭幕のサイズの決め方③:吊り下げ部分
店頭幕のサイズを決める際には、幕の吊り下げ部分の大きさも大切な要素の一つです。
店頭幕は、“チチ”や“袋”と呼ばれる部分に竹竿やパイプなどの棒を差し込み、その棒を壁に取り付けた金具に引っ掛けて設置します。店頭幕の丈は、この吊り下げ部分の長さも仕上がりサイズに含むため、お手持ちの竹竿やパイプを使いたい場合は、竹竿をかける場所の高さとともに竿の長さや太さ(直径)もあわせて測っておきましょう。
尚、店頭幕やのれんの“チチ”については、こちらの「暖簾の竿を通す部分の名前は“乳(チチ)”!?その由来と仕立ての種類」で詳しくご紹介していますので、参考にご覧ください。
店頭幕のサイズを決める際の注意点
ここまで店頭幕のサイズを決める際の基準についてまとめてきましたが、サイズを確定させる前に、注意しておくべき点などはあるのでしょうか?それぞれ項目別に具体的なものをまとめていきます。
縦サイズ
店頭幕は、軒下から傾斜をつけて掛けることがほとんどですので、傾斜をつけて幕を掛けた時にどれくらいの長さが必要になるのか、傾斜分も計算しておく必要があります。
また、「店頭幕・日除けのれんの設置方法とは?設置時の注意点や実際の設置事例について」でもご紹介していますが、屋外設置の場合、店頭幕を地面ギリギリの長さにすると雨天時に雨が跳ね返って生地が汚れてしまうことがあります。ですので、店頭幕を作成する際には、設置環境を考慮した上で地面からどれくらい離したいかも計算して縦サイズを決めましょう。
横サイズ
店頭幕の横サイズは設置場所の幅に合わせて決めますが、その長さによっては生地の継ぎ(ハギ)が必要になる場合もあります。
もちろん使用する生地にもよりますが、生地巾以上のサイズになると生地の継ぎ(ハギ)が入るため、継ぎ(ハギ)を入れたくない場合には横サイズは最大140cmまでに抑えるなどの工夫が必要となります。
デザイン
店頭幕は看板代わりともあるため、ロゴや店のイメージからに合わせてデザインされることが多いのですが、色によっては色褪せしやすい色もあります。
例えば、暖色系で色褪せしやすい色は赤系、逆に色褪せしにくい色は山吹色やオレンジ色系となります。寒色系だと、色褪せしやすい色は紺系、色褪せしにくい色はあさぎ系の色です。
色褪せしやすい色 | 赤系、紺系 |
---|---|
色褪せしにくい色 | 山吹色やオレンジ色系、あさぎ系 |
特に日光にあたる場所に店頭幕を設置する場合は、色褪せも考慮してデザインを作成した方が良いでしょう。
生地
店頭幕を作成する際は、用途や目的によって生地の選び方も異なります。
店頭幕を雰囲気のある昔ながらの風合いで作成したい時は綿生地、涼しげな雰囲気を演出したい時は麻生地がおすすめ。また、比較的日焼けに強くシワになりにくい店頭幕にしたい場合は、ポリエステル生地がおすすめです。例えば、ポリエステル生地であるテトロンツイルで作成した店頭幕と綿生地で作成した店頭幕を比較すると、ポリエステル生地の方が3倍~4倍の耐光性があります(当社比)。
綿生地 | 昔ながらの手染めに適している 伝統的な風合いにしたい |
---|---|
麻生地 | 涼しげな雰囲気を演出したい |
ポリエステル生地 | 日焼けに強くシワになりにくい テトロンツイルは綿生地の3倍~4倍の耐光性(当社比) |
選ぶ生地によって適した染色方法も異なるため、設置場所の特性に合わせるのか、ブランディングを意識するのか、耐久性を重視するのか…など、何を一番優先するかを明確にしておきましょう。
その他の加工
店頭幕を屋内に設置する場合は、消防法に沿った加工を施しておく必要がある点にも注意が必要です。例えば、商業施設やデパート、地下街、ホテルなどでは、消防法で定められた基準以上の防炎性能を有するものの使用が義務付けられています。ですので、屋内で利用する場合は、店頭幕に屋内用の防炎加工を施しておきましょう。
また、店頭幕は想像以上に風圧を強く受けるものです。ですので、風が強くあたる場所にかける場合は、風を逃がしてあげる「風穴」を設けるなどの対策が必要になる場合もあります。その他、水気のある場所であれば撥水加工を施すなど、発注先に設置場所の特性を知らせて、どの種類・どの程度の加工が必要か相談しておきましょう。
どんなサイズの店頭幕にしているの?実際の制作事例は?
店頭幕のサイズは用途や設置場所によって異なるため、これが定番だというサイズはありませんが、一般的な目安をお伝えするのであれば、縦横比が「3:2」「2:1」程度、大きなものなら「1:1」の店頭幕が多いようです。私たち水野染工場にオーダーいただくもので一番多いサイズも、縦寸200cm×横寸90cm(戸一枚分)で、縦横比が「2:1」に近いものとなっています。
では実際の現場ではどのようなサイズで店頭幕を作られているのでしょうか?これから店頭幕を作成される方の参考になるように、水野染工場の店頭幕の制作事例の中からいくつかピックアップしてご紹介します。
古民家café『叶夢』様の店頭幕
こちらは古民家カフェの店頭幕。綿生地を本染で染めているので、古民家カフェらしい風合いに仕上がっている一枚となっています。お客様からも「色も、大きさも、デザインもイメージ通りでとても気に入りました」との嬉しいお声をいただいています。
サイズ | 縦230cm×横150cm |
---|---|
生地 | 11号帆布(綿生地) |
染色方法 | 本染 |
上海トータルフードワークス様の店頭幕
生地の全体を使ってデザインされているのが印象的なこちらの店頭幕。お店の入り口横に大きくかけられた幕は、インパクトのある店名デザインとともに宣伝効果も抜群!店舗のご担当者様からも「クオリティーの高さに、非常に満足」と高評価をいただいております。
サイズ | 縦200cm×横200cm |
---|---|
生地 | 11号帆布(綿生地) |
染色方法 | 本染 |
ふるや酒店様の店頭幕
お店の入り口を挟むように掛けられていて印象的なのが、こちらの「ふるや酒店」様の店頭幕です。店舗入口とあわせて計算してデザインされた2枚の店頭幕で、道行く人も思わず振り向いてしまう素敵な店構えになっています。
サイズ | 画像左:縦210cm×横85cm 画像右:縦210cm×横105cm |
---|---|
生地 | テトロンツイル(化繊生地) |
染色方法 | 分散昇華染(片面染) |
店頭幕のサイズに迷ったら?
今回は、日除けほかにお店の看板としても活躍する店頭幕のサイズの決め方についてご紹介しましたが、それでもサイズ決めに不安があるという場合は、ぜひ一度、私たち水野染工場にご相談ください。
水野染工場の店頭幕であれば、専門の担当者がお客様のご希望に合わせてデザインやサイズをご提案させていただくとともに、創業明治40年の伝統と技で染め上げる本格的な店頭幕をご提供いたします。お見積り、構成・デザインを無料でご案内しておりますので、ぜひ一度、お気軽にお問合せ下さい。
伝統的な藍染をもっと近くに
水野染工場では印染商品を中心に、図案から染色、縫製までを一貫して制作。様々な伝統技法を用いて、お客様の「想い」に寄り添う商品をひとつひとつ、心を込めて染め上げます。
日比谷オクロジ店
ぜひ染物をお手に取ってご体感ください。
藍で人と自然を結び、藍で人と人が繋がり、藍で楽しむ
自然豊かな美瑛町で、原料となる藍の栽培から藍染を行い、人と自然を藍で結びたい。そして美瑛町の景色にある美瑛ブルーと藍染の色合いが重なり合い、伝統的な美しさを新しいカタチで表現していきます。
藍染結の杜
北海道美瑛町の絶景を一望できる丘が敷地内にあり、写真スポットとしてもお勧めです。
- 藍染結の杜(あいぞめゆいのもり)
- 〒071-0474 北海道上川郡美瑛町字拓進(拓真館前)
- ・JR美瑛駅から車で約15分、レンタサイクルで約40分
- ・旭川空港から車で約30分
- ・JR旭川駅前から車で約45分
各種印染製品のオーダーメイドについて
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お客様からの口コミ
その他の口コミを見る
2024.09.24
縦400×横500、テトロンポンジ生地よさこい旗
豊富なカラーバリエーションと丈夫な生地。
全国のお祭りに一層の彩りを與える事間違いありません。
2024.07.29
2024.07.29
2024.05.07
2024.04.10
四国三大祭り「新居浜太鼓祭り」を盛り上げる約50台の太鼓台(山車)のひとつ長野太鼓台の旗や幟は水野染工場さんにな発注させて頂いております。これまで製品は全て満足できる仕上りで、迅速で丁寧なご対応をいただいております。
2024.03.15
丁寧な接客に満足(^^)してます。
2023.08.04
手ぬぐいの種類が豊富です。
2023.07.28
2023.07.03
今年の3月に娘のソフトボール部の先輩に送るためにユニフォームベアを購入しました。あまりのかわいさに、我々現3年も購入してしまいました。
先輩達にも大変喜んでもらえたのですが、残念ながら写真を撮ることが出来ませんでした。
先日娘達にも、最後の試合前にユニフォームベアを渡しました。最後の試合は負けてしまいましたが、一緒にいい写真が撮れました。
とても喜んでくれたので、本当にここでお願いして良かったと思います。ありがとうございました♪
2023.06.26
結婚式のお祝いに大漁旗を注文しました。披露宴のスピーチ途中でぱっと広げたところ、皆さんビックリされて大受けでした!
完全オリジナルデザインですが細部まで正確に仕上がり、ぼかし具合も絶妙で大満足です。
2023.03.28
店舗用の暖簾を作成して頂きました。暖簾はお店の顔なので安価な印刷物では無く染物が良かったのでこちらにお願いしました。生地、裏まで染まった文字は良い風合いがあり大変満足しています。値段も納得のいく価格で提案、やり取りもスムーズでした。
2023.02.28
2023.02.13
卒団の記念で作成していただきました。
出来上がりのレイアウトを送っていただき、細かい部分の修正も快く引き受けてくれたり、生地のサンプル品も送っていただいて、要望通りの作品となりとても満足してます!
2023.02.13
2023年1月にアメフトチームの旗(4.5M×3M)を注文させていただきました。(ご参考までに、伸縮ポールと合わせて13万円程度。)
ご対応も、品質も、大満足でございます。
納期に関して随分とわがままを言わせていただいたのですが、何とか間に合うようにと、超特急で作成いただき、大変感謝しております。
最初にお電話でご相談させていただいたのが1月20日(金)。
発送を頂いたのは翌週の1月25日(水)。
東京で受け取ったのが1月27日(金)。
と大変スムーズなやり取りでした。
これから旗を作成されるご予定の方は、水野染工場さん、とてもおすすめですよ!
私たち川崎グリズリーズは、JPFFというアメフトリーグで、11年ぶりの東日本大会優勝がかかった試合に臨むところでした。
チームを盛り上げるために、思い切って大きな旗を作成いたしましたが、そのおかげもあってか、無事優勝することができました。
ありがとうございました!
2023.02.06
ユニベアを注文しました。
とても丁寧な対応をして頂き、商品も想像以上の素敵な仕上がりで大満足です。
早くて安く本当に感謝の気持ちでいっぱいです!また、何かありましたら
是非お願いしたいです。
ありがとうございました☆
2022.11.15
店員さんの対応が親切で大変良かった。
何回か動物マスク買いに行くたびに、店員さんの対応に感心します。
2022.11.02
主人の還暦祝いに、お客さん達からのプレゼントにこの大漁旗を選びました。色あざやかでとても素敵な贈り物ができました。ありがとうございます( ´ー`)
2022.10.20
ミニバスのチーム旗をご制作頂きました。
旗が完成するまでの間、担当の保護者さんと何度も何度もやりとりして頂き、とても素晴らしいチーム旗を完成させて頂きました。
チーム関係者一同、心より感謝しています。この先、ずっと何年も子供達を励まし続けてくれることと思います。
本当に有難うございました。
2022.09.25
本当に丁寧な説明、早い納品、どれを取っても素晴らしい対応ありがとうございました!
今後、日除け幕だけではなく暖簾の検討もしたいなと思ってるのでまたよろしくお願いします!!
2022.09.17
先日、よさこい旗の製作を注文しました。
私の下手くそな手書きのイメージ画からデサインを起こして頂き、何度も手直し修正のご対応にお付き合いして頂きました。
お陰様で、イメージ以上に素敵な旗が出来上がり、大変満足しております。
今回で2回目の注文でしたが前回以上に満足しております。
2022.07.30
のれんを作って頂くのが初めてで色々不安もありましたが、お店の対応も良く出来上がりは綺麗な藍染めで、生地の感触もよく喜んでいます。
ありがとうございました。
2022.07.21
暖簾も印半纏も素晴らしい仕上がりでした
角字も対応していただけます
2022.06.07
手拭いですボトル包みは勉強になりました。
手拭いでお客様や大切な人にお渡しできるシリーズを見たいです。平成29年岡崎さんに緑が丘グリーンボーイズ野球少年団旗をお世話になった大木と申します。今団旗のタオル版検討中です。
あと、他の団体の方にも口コミしました。
2022.05.06
水野染工場さんには店舗幕の制作中とても親切に対応していただきました。完成品はこちらの要望以上で満足しています。
アフターサービスも申し分なく、とても感謝しております。
工芸ギャラリー邁
2022.02.23
自分用と贈答用でお世話になりました。
デザインや生地選び、染め方など、素人の私が理解できるくらい丁寧でした。
初めてお願いしたのが、水野染工場さんで本当に良かったです(*^^*)
大満足です☆
2022.01.06
デザインの構成画について色々と相談、修正の対応をしていただきました。
何度でも色んなパターンで作成して頂けたのがよかったです。
お陰様で、思っていた以上の素敵な横断幕を作成していただきました。
ありがとうございました。
2021.12.26
丁寧に相談にのっていただきました。とても品質も良く大満足です。
2021.10.01
最近は旭川土産として、動物マスクを買わせて頂いてます。
2021.08.30
思っていたより少し明るい色でしたが、お店に合っていてとても気に入りました。
素敵な暖簾に仕上げてもらって、緊急事態が終わり営業再開するのが待ち遠しいです。
ありがとうございました!
2021.07.27
今回で2回目の注文をさせて頂きました。
伊豆の漁師たちの間でも評判が良く
噂通りの対応の良さと品質の良さに
驚きと感謝しかありません。
友人の新船祝いにプレゼントし
大変、喜んで頂きました!
毎回不慣れなイメージデザインに
丁寧に対応していただき
そして、お手伝いまでして
頂きありがとうございました。
またご利用できる機会がありましたら
是非!よろしくお願い致します。
2021.07.21
息子が誕生日した記念に両親からプレゼントしてもらいました。
一生モノの素敵な大漁旗、大満足です!!
2021.06.24
娘が動物マスクのお気に入りなので
新たに購入しました。
こちらの手違いでサイズを間違って購入したのですが、
敏速丁寧に対応いただきました。
2020.04.29
手作りマスクのこと、電話で問い合わせ。丁寧に応対して頂く
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